旦那のサブジョブ猟師！その②～身辺調査で警察から電話が来た話と賃貸マンションでも猟師になれるのか？
おそらです！前回お話出来なかった、銃砲所持許可証に伴う身辺調査の部分を経験を交えて書くのと、また今現在賃貸マンションに住んでおり、それでも猟師になれるのか？について書いて行きます！
目次
身辺調査について
警察から「あなた（旦那）の事を身辺調査したい。家族・職場の同僚・ご近所の方・友人の電話番号と住所を提出してください。」と説明されました。「ご近所」とは一丁目以内を指すようです。私達の場合は賃貸マンションだったので、同じマンションの住人のことです。普段は挨拶程度しかしたことない方々で、ここが一番の難所でした。（この話は次の賃貸住宅でも猟師になれるのか？の時にお話しします。）
電話の内容に関しては、私（嫁）の場合
旦那さんが猟師になる事ご存知ですか？→知っています
奥さんはこのことについてどう思われます？→一生に一度しかない人生なんで反対はしてません。
お酒飲みますか？→飲みます
人格変わったりしませんか？→しません。飲んだら寝る男です
暴力振るわれたりとかされてませんか？→DVはないです
思い詰める性格でないですか？→ないです
もし旦那に変な言動がみられた場合どうしますか？→もし変な言動がみられたら警察に即通報するので銃取り上げてください
…でした。かれこれ２年前になるので記憶が正確ではないですが、だいたいこんな感じの内容でした。最後のところは警察も苦笑していたように感じます。「まぁ、、制止させる、、（←これが模範解答だったのだろうか？）とゆーことですね。わかりました。」という感じでした！
他に旦那が周りから聞いた話ではこの様な質問内容だったようです。
同僚談：「職場での勤務態度・規律を守るか・責任感があるか」など
隣人談：「隣から争う声が聞こえないか・こわい人達が出入りしていないか？隣人が銃を持つ事で恐怖心はないか？」など
賃貸マンションでの銃砲所持許可証は交付可能か？
結論から言うと可能です。で・す・が！！ものすごく大変です！
・自分の住むマンションが猟銃を持ち込む事ができるか確認する
猟師になると決めたら、まず自分が住んでいる賃貸マンションの契約内容を確認してください。火薬や銃砲の保管を禁止している場合があります。もし規約で禁止されていても、銃砲店で保管してもらえますが、早朝から猟に行く事が多く現実的ではありません。
・可能だった場合、隣人への調査協力をお願いする
ここが一番の難所でした。お隣さんはたまーに顔を合わす程度の関係だったからです。そんな相手から突然「銃を持ちたいので協力して下さい」などと言われたら、普通は怪しみますよね。どうお願いしようか悩みましたが、結局、菓子折りと名刺をもって正面から訪ねることにしました。自分の身分を明かし、猟師免許を取りたい事、そして警察からの身辺調査に協力して貰いたいことをお願いしました。幸いお隣さんは理解ある人で「猟師ですか～いいですね～」と了解を得ることができました。
・猟銃を所持した後の引っ越しはいろいろ大変
何かの都合で引っ越しをしなければならなくなり、次の賃貸マンションを探さなくてはならなくなった場合、管理会社・大家さんに猟銃をもっている事を申告しなければなりません。管理会社さんが「ここは以前不幸がありまして、、」と申告しなければならないように、こちらも猟銃を所持している事を申告する義務があるのです。転勤族であった旦那は猟師になった翌年引っ越しをすることになり、家探しに苦労しました。たとえ規約で禁止されていなくても、大家さんは面倒ごとを嫌う傾向があるのです。ようやく見つけたところは築２２年のネット環境がVDSLの賃貸マンションでした。すごい回線が弱いです。オンゲするとたまにカクカクします、、、光回線のすごさが身に染みてわかります。。
話がそれました！！既に猟銃を所持した後の引っ越しは面倒くさいという事を頭に入れておくと良いと思います。
最後に
銃社会ではない日本で猟銃を持つ事はすごく大変です。自分の経歴や素行を調べられ、申請時に精神科医の診断書も提出しなければなりません。３か月以上じっくり調べあげられて猟銃所持の許可がおります。そしてその後も複雑な維持・管理や覚えておかなければならない法律もたくさんあります。しっかり守って猟師を目指してください。
なかなか賃貸マンションで猟師をしている方はいないのではないかと思い書いてみました。参考になれば幸いです。
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